KAZI　12月号に掲載されました

きっかけは一年前、SNSでこのレースの記事を見てからでした。ディンギー、キールボートで活躍している女性セーラーが入り混ざって、本当に楽しそうな雰囲気で参加している。恐らく子育て中であったり、仕事も家庭もという同じような境遇の中、こうしてレースに出ている姿を見て心が動かされました。全てチャーター艇であること、葉山に遠征!ということもさらに魅力的で、すぐにいつもLINEでトークしているみんなに声を掛けました。「出たいんだけど、どうしたらいいの?」とジュニアの時からのコーチに話してからは、即座に練習艇の提供にコーチングまでしていただき、そしてたくさんの広島のヨットマン達からの暖かい応援があり10ヶ月間練習に挑みました。メンバーは、現役セーラーもいますが、もう何年もセーリングからは離れているし、キールボートは艤装もわからないレベル。レース当日の海面に出るまで、本当にできるのかという感じでしたが、私たちの目標は常に楽しくセーリングをすること。レースの内容はさておき、もう 20年30年来となった仲間と一つの艇に乗ってレースに出られたこと、海に出る度に本当に幸せでいっぱいでした。表彰式、レセプションでは、参加した女性セーラーの皆さんも同じような思いだったと確信するぐらいの盛り上がり!このような素晴らしいレースを開催してくださった大会運営の皆さん、集まった素敵な女性セーラーの皆さん、送り出してくれた家族や仲間に感謝いたします。広島女子部セーリングチーム　キャプテン　坂本美代子

フォトギャラリー